◆ 為替や決算、重要指標の発表、高官の発言、特需など
株価に影響を与える重要な事柄を、簡単にまとめました。
基本的なことですので、頭に入れておくとニュースを見たり新聞を読む時に役立ちます。
◆ 概況によく出てくる用語
どんな銘柄が何の影響を受けるのかを知っておくと、
銘柄を選ぶ時、何に注目すれば良いか分かります。
それぞれの特徴を押さえていきましょう。
概況でもよく出てくる言葉なので、覚えておくと便利です。
株価に影響を与える重要な事柄を、簡単にまとめました。
基本的なことですので、頭に入れておくとニュースを見たり新聞を読む時に役立ちます。
為替 | 円高になると、輸出関連銘柄が売られ、内需株が買われる。 1株当たりの価格が高い株式が売られやすいので、 日経平均株価が下がる傾向がある。 反対に、円安になると、輸出関連銘柄が買われるほか、 資源を輸入する企業に不利になるので、 石油株や鉄鋼株が売られる。 |
決算 選挙 重要指数 重要会議 |
これらの発表前は、市場が様子見ムードになり 買いが手控えられるので、株価が上がりにくい。 決算や重要指数は、結果が良くても折り込み済みであれば サプライズがないので、反応が薄くなる。 市場予想を上回ることが重要。 |
高官の発言 | 財務事務次官・米国財務長官・日銀総裁などは、 行き過ぎた市場(特に為替相場)を修正する発言力を持つ。 |
アナリストの発言 | 特に、モルガンスタンレーやS&P、ゴールドマンサックスの 役職クラスの人たちの発言は、市場に与える影響力が大きい。 人によって分析方法や予測が異なるので、 様々な意見を聞き、総合的に判断する必要がある。 |
格付け | 格付けが上がると、株価が上昇する。 格付けが下がると、株価が下落する。 主な格付け会社は、S&P、ムーディーズ、フィッチなど。 |
利上げ 利下げ |
利上げには景気抑制の効果があり、株価の下落につながる。 利下げには景気浮揚の効果があり、株価の上昇につながる。 |
休日前 | GWやハッピーマンデーなどの連休前は、 積極的な買いが手控えられる。 アメリカ市場が休場の時も、 同じように日本の株式市場に影響を与える。 |
テロ・災害 | テロや災害など突発的な出来事が起こると、 一時的に株価は下落する。 数ヶ月すると元の株価に戻るので株取引なら心配いらないが、 eワラントは満期があるので注意が必要。 |
株式分割 | 株式分割をすると、1株当たりの価格が安くなるので、 今までは株価が高くて買えなかった人が買えるようになる。 株式分割をする直前は、株価が上昇する傾向がある。 |
特需 | 特別な需要のこと。 半年から一年にかけて、徐々に株価が上昇していく。 オリンピックの開催年は、テレビを買い換える人が多いので、 これをオリンピック特需と言う。 |
◆ 概況によく出てくる用語
どんな銘柄が何の影響を受けるのかを知っておくと、
銘柄を選ぶ時、何に注目すれば良いか分かります。
それぞれの特徴を押さえていきましょう。
概況でもよく出てくる言葉なので、覚えておくと便利です。
銀行株 | 日経平均株価に連動する傾向がある。 |
ハイテク株 | ナスダックが上昇(下落)すると、 日本のハイテク株が上昇(下落)する。 インテル、hp、テキサスインスツルメンツなど アメリカのハイテク企業の決算発表の影響を大きく受ける。 |
輸出関連株 | 為替の影響を受けやすい。 自動車株(トヨタ、ホンダ、日産)、 電機株(ソニー、シャープ、キャノン)など。 |
内需株 | 市場が後ろ向きな時に、買われやすい。 石油株(新日石)、鉄鋼株(新日鉄、JFE)、 通信株(NTTドコモ、KDDI)など。 |
消費関連株 | GDPや消費者物価指数の影響を受けやすい。 小売株(イオン、セブンイレブン、ローソン)など。 |